STAGE 03
慣れたはずなのに、苦しい。最初の頃のような新鮮なしんどさではなく、「このままでいいのか」と毎晩、布団の中で考え込んでしまう。
言葉にしにくい不安が、ずっと消えない。この「1年目の壁」には、正体があります。
1ヶ月目のしんどさは「分からないことが多すぎる」しんどさでした。1年目の壁は、「分かってきたからこそ見える、自分の足りなさ」のしんどさ。つまり、成長している証拠です。
ここで、辞めるか続けるかを多くの人が迷います。判断を間違えないために、指標を一つだけ持ってください。
「朝、出勤することそのものが苦痛か、それとも仕事の中の特定の場面が苦痛か」という指標です。出勤そのものが苦痛なら、まず休むこと。特定の場面が苦痛なら、その多くは技術や周りへの相談で軽くできます。
私にも、仕事終わりの駐車場で動けなくなった夕方があります。あの日の自分に言えることは、一つだけです。
1年目のしんどさは、越えた瞬間になくなる。そして越え方は技術です。才能ではありません。